私がひとり旅するうえではずせないイベントが寺社仏閣めぐり。
旅行に行くたびに行ったことがない神社やお寺をめぐるようにしています。
特に京都は日本でも有名な寺社仏閣が多くあるため何度行っても新しい発見があり楽しいですね。
この記事ではそんな京都の有名なお寺である、東本願寺と西本願寺を紹介いたします。
京都駅にも近いこの2つのお寺は比較的まわりやすい場所にありますので観光で時間がなくても行ける数少ない場所の一つです。
木造建築も素晴らしいので建物を見ることが好きな方にもおすすめできるお寺です。
東本願寺と西本願寺について
この記事で紹介する東本願寺、西本願寺は隣り合わせのお寺です。
同じ浄土真宗という宗派のお寺ですが、東本願寺は真宗大谷派、西本願寺は浄土真宗本願寺派になります。
それぞれ各宗派の本山とある京都らしいレベルの高いお寺さんです。
そんな東本願寺と西本願寺は非常に近い(徒歩5分くらい)ですので合わせて参拝したいところです。
東本願寺の場所は地図だとこちらになります。
JR京都駅からも歩いていけます。
京都に数ある寺社仏閣の中でもかなりアクセスのいい場所にあると思います。
なお、西本願寺はこの東本願寺から西に5分ほど歩いたところにあります。
上の地図で少し左に地図を動かすとすぐに見えてくると思います。
東本願寺
では、まずは東本願寺からご紹介します。
東本願寺は世界最大級の木造建築です。
建築物の迫力は西本願寺よりもあると思います。
境内の案内図はこちらになります。
東本願寺の情報
住所:〒600-8505 京都市下京区烏丸通七条上る
電話番号:075-371-9181
拝観時間:5:50~17:30(3月〜10月)/6:20~16:30(11月~2月)
拝観料:無料
京都三大門のひとつ「御影堂門」
まずは御影堂門です。
かなり大きく迫力満点の門で、遠くから見てもその存在感はすごいものがあります。
この門は京都三大門の一つ(ほかは南禅寺の三門、知恩院の三門)で、作りもかなり豪華です。
この写真で奥行き感を感じていただけるでしょうか?
柱の一本一本の作りも細かく、見どころ満載です。
そして金の飾りもいいアクセントになっていて豪華。
入り口から圧倒されます。
世界最大級の木造建築「御影堂」
そして御影堂門をくぐると見えてくるのが、御影堂です。
とにかくでかい。
すべてを写真に入れようとすると大変なくらいの大きさがあります。
高さ38メートル、横76メートル、奥行き58メートルというとんでもない大きさの木造建築です。
建築物を見ることが好きな方にもおすすめのお寺です。
この御影堂には浄土真宗の真宗大谷派の本山ですので御影堂には宗祖である親鸞の御真影が安置されています。
京都のお寺は本当に教科書に出てくる名前がポンポン出てきてびっくりしますよね。
御影堂の中は撮影禁止でしたので写真はありませんが参拝はできます。
とても広い空間に畳が敷かれていて、シーンと静まり返っている空間。
すこし肌寒さも感じながら静かに参拝しました。
本堂「阿弥陀堂」
御影堂から廊下を歩いて移動できるのが、隣にある阿弥陀堂です。
こちらが東本願寺の本堂になります。
屋根の作りがかなり豪華です。
こちらは本尊である阿弥陀如来を安置する建物です。
こちらも写真撮影禁止なのが残念ですが、中に入って参拝できます。
西本願寺
では次に西本願寺です。
東本願寺からは細い道を5分ほど歩いたところにあります。
こんな雰囲気のいい道をあるくんです。
ちなみにここに写っている門は総門といい、ここも西本願寺の一部になります。
境内図はこちらです。
西本願寺の情報
住所:〒600-8501京都市下京区堀川通花屋町下ル
電話番号:075‐371-5181
拝観時間:5:30~17:00
拝観料:無料
西本願寺の「御影堂門」「阿弥陀門」
そして大きな交差点に出ると西本願寺の門が見えてきます。
こちらの門が御影堂門です。
華やかさはなく少々地味ですが、雰囲気は抜群にいいです。
こちら門は重要文化財に指定されています。
なお、この御影堂門からすこし北には阿弥陀門があります。
こちらは小さいながらもきれいで豪華な作りです。
西本願寺の御影堂、阿弥陀堂
東本願寺と同様に、西本願寺にも御影堂と阿弥陀堂があります。
まずは阿弥陀堂からです。
こちらの阿弥陀堂は国宝です。
東本願寺と比べると大きさはおとりますが、それでもかなり大きな木造建築。
圧巻なのが瓦です。
横から見るとこんな感じできれいな曲線を描いています。
阿弥陀堂から御影堂には渡り廊下を使って移動できるのですが、この廊下がとてもいい雰囲気でした。
十分な広さの廊下には金の飾んでいます。
この渡り廊下には風が通っていてとても気持ちよかったです。
そして、御影堂がこちらになります。
東本願寺の御影堂と同様に441枚の畳が敷かれていて、1200名以上が一度に参拝できるスペースになっています。
空気は凛としており、明らからに外と違う雰囲気でした。
東本願寺・西本願寺の御朱印
この記事で紹介している東本願寺、西本願寺には御朱印はありません。
理由は、HPに記載されているのですが、
寺とは朱印を集めるためにお参りするところなのでしょうか。それならば、一度朱印をもらえば、二度とお参りすることはないでしょう。大事なのはお参りしたことがあるかどうかではなくて、お参りして教えに出遇(あ)ったかどうかです。また、どんな教えに出遇ったかということであるはずです。
ということ。
一度だけお参りするとOKと考えることが違うと考えられているようです。
観光客にとっては少し残念ではありますが、言っていることはごもっともだと思います。
純粋に参拝を楽しんでみてください。
京都観光ではずせない場所
ということで、この記事では京都にある、東本願寺、西本願寺についてご紹介しました。
JR京都駅からのアクセスもよく、観光でぜひ行きたい場所です。
世界最大級の木造建築としてのお寺を見るだけでも価値があると思います。
もちろん、浄土真宗の本山でもある歴史あるお寺ですので寺社仏閣めぐりが好きな方は外せないですね。
大阪に旅行する際にはすこし京都まで足を伸ばしてみてください。
なおこのお寺と同じように京都駅から歩いていける場所にあるおすすめのお寺が東寺です。
五重塔が有名なこちらのお寺には国宝級の仏像がたくさんあります。
ぜひ、東本願寺、西本願寺と一緒に行ってみてください。
こちらの記事で詳しく紹介していますのであわせてどうぞ!
京都観光について
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